三菱重工、豪・製鉄セクターの脱炭素化を支援 水素活用技術の研究開発に出資

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プライメタルズテクノロジーズが試験運用中のHYFORのパイロットプラント(出所:三菱重工)
プライメタルズテクノロジーズが試験運用中のHYFORのパイロットプラント(出所:三菱重工)

三菱重工業(東京都千代田区)は8月25日、豪州現地法人のMHI豪州、三菱重工グループのプライメタルズテクノロジーズを通じ、豪州の共同研究センターHILT-CRC (Heavy Industry Low-Carbon Transition Cooperative Research Centre)にパートナーとして参画すると発表した。今後は同センターへの参画を通して、豪州の製鉄セクターの脱炭素化を支援する。

非営利団体であるHILT-CRCは、豪州の重工業部門を脱炭素化する技術と手法を開発し、同国の鉱物資源とクリーンエネルギー資源を活用することで、認定低炭素製品の輸出市場が成長する機会をつかむことを目指している。プロジェクトへの資金提供は、参画するパートナー企業・組織による現金・現物提供1億7500万豪ドル、豪州連邦政府による補助金が3900万豪ドルにのぼる。

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