三菱商事ら参画・尼国LNG計画、CCUS含む開発計画が政府機関から承認

三菱商事（東京都千代田区）、INPEX（東京都港区）など7社は8月30日、インドネシアのタングーLNGプロジェクトについて、CCUS（二酸化炭素回収・有効利用・貯留）事業を含む開発計画がインドネシア政府機関（SKK Migas：インドネシア石油ガス上流事業監督執行機関）の承認を得たと発表した。

このプロジェクトは、インドネシアのタングーLNG基地で、タングーLNG事業に携わる企業連合が、オペレーターである英石油大手のbpと推進しているもの。開発計画には、新規ガス田開発（ウバダリガス田）のほか、生産中のヴォルワタガス田におけるCCUS技術の適用によるCO2排出量の削減と、天然ガスの生産効率向上・増産事業が含まれている。