三菱電機グループ、21年度環境目標を達成 生産時のCO2排出56%削減等

  • 印刷
  • 共有

三菱電機(東京都千代田区)は8月31日、2021年を目標年とする「環境ビジョン2021」(2007年策定)の主要な目標を達成したと発表した。製品使用時のCO2排出量を省エネ製品の技術革新・普及などにより36%削減(2000年度比、目標30%削減)したほか、製品生産時の排出量については継続的な省エネ投資を各製造拠点で実施し、目標の30%削減を大きく上回る56%削減(1990年度比)した。

資源の有効利用については、廃棄物の最終処分率を指標とし、国内では目標0.1%未満に対し0.02%、海外では目標0.5%未満に対し0.15%を達成した(社会情勢や事業環境の変化に伴い、当初計画から一部目標と取り組みを見直し、または削除した)。資源投入量は、製品の小型軽量化を進め、64製品群の平均削減率は目標の30%を上回る43%(基準年2000年度)を達成。水の使用量削減では、2010年度から国内外拠点の水使用量・再利用量を継続的に計測し、有効な事例を水平展開することで2010年度比で売上高原単位を10%(年率1%)改善する目標に対し20%改善を実現した。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事