三菱ケミ、植物肉スタートアップのDAIZと業務提携 持続可能な食料提供へ

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DAIZの植物肉「ミラクルミート」(出所:DAIZ)
DAIZの植物肉「ミラクルミート」(出所:DAIZ)

三菱ケミカルホールディングス(MCHC/東京都千代田区)は9月3日、発芽大豆由来の植物肉の開発・製造を手がけるDAIZ(熊本県熊本市)と資本業務提携を行ったと発表した。両社は今後、DAIZの植物肉「ミラクルミート」を用いた研究開発を推進し、持続可能な食糧供給や温室効果ガス低減への貢献を目指す。

DAIZの発芽大豆由来の植物肉「ミラクルミート」とは

現在、食肉価格の高騰が予想され、「植物肉」が代替タンパク質として注目されているが、これまでの植物肉は、主原料が大豆搾油後の残渣物(脱脂加工大豆)であったため、味と食感に残る違和感、大豆特有の青臭さや油臭さ、肉に見劣りする機能性(栄養価)といった課題があり、本格的な普及の妨げとなっていた。

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