伊藤忠、フィンランド企業と業務提携 リサイクル包装新資材の国内導入目指す

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環境配慮型包装資材「PAPTIC」の活用例(出所:伊藤忠商事)
環境配慮型包装資材「PAPTIC」の活用例(出所:伊藤忠商事)

伊藤忠商事(東京都港区)は9月6日、フィンランドの企業Paptic社との資本業務提携に合意し、同社の株式を取得したと発表した。同社は今後、新素材「PAPTIC」の国内展開と、環境負荷軽減への貢献を目指す。

「PAPTIC」は、持続可能な森林由来のパルプを主原料とし、しなやかさと強度を持ちながらも紙としてのリサイクルが可能な、環境負荷の軽減に寄与する包装資材として期待される新素材だ。欧州ではすでに多様な実用例があり、高級デパートの手提げ袋(紙袋代替)や、フィンランド最大手の食品・菓子メーカーの包材(プラスチック代替)、E-コマース用配送外装(プラスチック代替)などに活用されている。

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