トムラ・ジャパン、ペットボトル由来の繊維素材をブランド展開 アパレル向け

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水洗浄したフレークをさらに細かく砕き、加熱溶融したペレット(出所:トムラ・ジャパン)
水洗浄したフレークをさらに細かく砕き、加熱溶融したペレット(出所:トムラ・ジャパン)

住友商事グループのトムラ・ジャパン(東京都中央区)は9月6日、自社の飲料容器自動回収機(リバース・ベンディング・マシーン:RVM)で回収したペットボトルから作る特殊長繊維用のペレットをbottlium(ボトリウム)と命名し、さまざまなアパレル製品への採用を目指すと発表した。

同社は、RVMをスーパー・コンビニなど全国約1,400カ所に設置し、2019年には国内総消費量の約2パーセントにあたる約14,000トン(5.5億本)を回収した実績を持つ。RVMに投入されるペットボトルは、キャップやラベル、飲料の残りなどが取り除かれたもの。選別回収された上、RVM内で圧縮処理されるので、効率良く資源を回収することができるという。

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