太陽熱で木質チップを乾燥 北海道の使用済み紙おむつ燃料化施設で採用

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施設外観(北側)及び木質チップ充填状況(試運転時)(出所:日比谷アメニス)
施設外観(北側)及び木質チップ充填状況(試運転時)(出所:日比谷アメニス)

日比谷アメニス(東京都港区)は9月7日、北海道天塩郡幌延町に、太陽熱を利用して木質チップを乾燥させる設備を竣工したと発表した。極東開発工業(兵庫県西宮市)が建設を完了した使用済み紙おむつ燃料化施設「西天北サーマルリサイクルファクトリー」(運営:西天北五町衛生施設組合)で採用された。

西天北サーマルリサイクルファクトリーは、2021年3月に竣工。これまで廃棄されていた使用済み紙おむつと、剪定枝などの木質バイオマスをエネルギー利用するためにペレット状の混合燃料を製造する施設。製造した燃料は地域の老人ホームで燃焼して給湯熱源に利用し、エネルギーの地産地消を推進する。

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