明治、粉末プロテインの物流をモーダルシフト化 CO排出7割削減

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オートフロアコンテナのトラックに積み込んだ様子(出所:明治)
オートフロアコンテナのトラックに積み込んだ様子(出所:明治)

明治(東京都中央区)は9月27日から、倉敷工場(岡山県倉敷市)で製造している粉末プロテイン「ザバス」について、埼玉県にある同社倉庫までの物流の一部(約770km部分)を、トラック輸送から鉄道による輸送に切り替える「モーダルシフト」を実施する。この取り組みによりCO2排出量を年間13トン削減(削減率70%)する見込み。

また、同社製品の輸送としては初となる「オートフロアコンテナ」を活用。これは荷台の床を電動でスライドさせるための装置で、荷物を荷室の入口に積み、床ごと奥にスライドさせることで荷室の奥まで荷物を移動できる。積み降ろし時に荷室内で作業を行うことなく荷室の奥まで積み込みを行えるため、作業時間を短縮し業務の効率化を行うとともに、作業者の業務負担の軽減につながる。これにより、商品の積みおろし作業の省力化などによる物流業務の効率化を図る。

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