JR東日本、山手線で省エネ運転を研究 エネルギー約10%削減

JR東日本は9月7日、山手線で実施している省エネ運転の研究について、乗務員が試行した結果、約10%の運転エネルギー削減効果が確認できたと発表した。山手線1年間の運転に換算すると約500万kWh(CO2約1,400トン)の運転エネルギー削減が見込まれるという。今後、乗務員が省エネ運転に取り組みやすい環境を構築し、省エネ運転を推進する。
JR東日本グループでは2050年度のCO2排出量「実質ゼロ」を長期目標に設定している。JR東日本で消費するエネルギーの約8割が列車の運転エネルギーであり、同社はこの運転エネルギー削減を目指し、省エネ運転の研究を進めてきた。山手線を運行しているE235系電車は、従来の電車に比べて機器の省エネ性能が向上しているが、乗務員の運転操作により、さらなる運転エネルギーの削減を目指す。
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