大成建設、AIを活用し建設現場のCO2排出量を計測・集計 23年全現場に

大成建設(東京都新宿区)は9月9日、人工知能(AI)を活用して建設現場で発生するCO2排出量を効率的に計測・集計するシステムの開発に着手したと発表した。2023年4月をめどにすべての建設現場に対し同システムの導入を進める。
同システムは、「現場運用情報」「外部システム情報」「社内システム情報」を計測・集計することで、建設現場で発生するCO2排出量を効率的に把握することが期待されている。「現場運用情報」は、建設現場に設置したカメラとAIの画像認識機能を用いて建設機械の稼働状況から排出量を自動算出する。「外部システム情報」は、電気使用量や電子マニフェストなどの外部の取引会社から提供されるデータをいう。社内システム情報は、社内システムで管理する燃料購入金額など支出・取引データを指す。
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