中沢乳業、湘南工場に390kW級ガスコジェネシステム　停電時も事業継続

神奈川県は9月7日、エネルギーの地産地消を推進する「分散型エネルギーシステム導入事業」に、中沢乳業（東京都港区）湘南工場（藤沢市）へ390kW級ガスコージェネレーションシステムを導入する取り組みを採択したと発表した。代表事業者は東京ガスエンジニアリングソリューションズ（東京都港区）。

同事業では、東京ガスエンジニアリングソリューションズがエネルギーサービス事業者として、中沢乳業の湘南工場に390kW級ガスコージェネレーションシステムを導入する。発電した電力を工場全体に送電することにより、工場全体の大幅な系統電力の削減を行う。また、発生した蒸気を生産プロセスへ直接供給することに加え、排熱回収ユニットで最大限排熱を回収し、既存ボイラの稼働を低減することにより、省エネルギーを実現するという。