九電工、日本環境設計に出資 ケミカルリサイクル工場のCO2排出削減へ連携

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日本環境設計(JEPLAN/神奈川県川崎市)は9月10日、九電工(福岡県福岡市)に対し、第三者割当増資を実施したと発表した。JEPLANは同増資資金により、独自のケミカルリサイクル技術「BRING Technology(™)」を用いた設備について、九電工の持つ再生可能エネルギー技術や省エネ等のノウハウの活用を通じたさらなるCO2排出削減に向けた取り組みを進める。

JEPLANはペットボトルやポリエステルに代表されるPET(ポリエチレンテレフタレート)を化学的に分解し、不純物を除去した上で、再結合させることにより石油由来と同等品質の再生PETを作るケミカルリサイクル技術「BRING Technology™」を開発。衣料品に含まれるポリエステルを再生することで「服から服をつくる」ことを実現させ、自社ブランド「BRING」ではサステナブルアパレルの製造・販売も展開している。

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