凸版印刷、包材向けのハイバリア紙を開発 食品・トイレタリー製品など向けに

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今回開発したバリア紙「GL-X-P」の使用イメージ(出所:凸版印刷)
今回開発したバリア紙「GL-X-P」の使用イメージ(出所:凸版印刷)

凸版印刷(東京都文京区)は9月17日、高い水蒸気バリア性や耐屈曲性を持ち、さまざまな内容物と包材形状に対応できるバリア紙「GL-X-P」を開発したと発表した。国内・国外の食品メーカーやトイレタリーメーカーを始めとした幅広い業界に向け、2021年9月下旬からサンプル出荷を開始。2022年春から量産化し本格的な販売を開始する。

同製品は、高い水蒸気バリア性を有することで、湿度による内容物の変質を防ぐとともに、優れた耐屈曲性を持つため幅広い包材形状に対応できるという。これにより、さまざまな粉末・固体製品(インスタントコーヒー、粉末スープ、チョコレートなどの食品、化粧品やトイレタリー製品など)のパッケージへ展開が見込まれるとしている。

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