中古ディーゼルバスをEVに改造、バス路線で実証実験 住友商事・西鉄ら

  • 印刷
  • 共有
車両イメージ(出所:住友商事)
車両イメージ(出所:住友商事)

住友商事(東京都千代田区)と西日本鉄道(福岡県福岡市)など4社は9月27日、2つのバス路線で電気バスを導入した実証実験を行うと発表した。このうち、西鉄バス北九州小倉自動車営業所(北九州市)では、中古の国産ディーゼルバスを電気バスに改造した「レトロフィット電気バス」を小倉~黒崎間の路線(片道約14km)に導入し、走行性能、環境負荷、運用面における諸課題を検証する。

このレトロフィット電気バスは、住友商事が出資参画する台湾最大手の電気バスメーカーRAC Electric Vehicles(RAC)と共同開発したもの。駆動用バッテリーとしてリチウムイオン電池(235kWh)を搭載し、航続距離は150km(想定値)、CO2削減効果は既存ディーゼルバス比で57%(想定値)となると見込んでいる。従来のレトロフィット電気バスよりも航続距離が長いことから、CO2の排出削減に寄与すると期待されている。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事