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ノーベル物理学賞に眞鍋淑郎氏 温暖化予測の気候モデル開発

眞鍋 淑郎氏((C)Markus Marcetic/スウェーデン王立科学アカデミー)

2021年のノーベル物理学賞の受賞者に、10月5日、米プリンストン大学上席研究員の眞鍋 淑郎氏が、ドイツとイタリアの研究者とともに選ばれた。眞鍋氏は地球温暖化予測に関わる大気と海洋の動きを組み込んだ気候モデルの開発に世界で初めて成功。このモデルを用いて、地球大気中の二酸化炭素濃度の増加が地球の気温上昇を引き起こすことを、世界に先駆けて明らかにした。

環境省は同氏の功績について、この気候モデルが気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の第1次評価報告書の温暖化予測にも用いられたほか、その後も同氏の多数の論文がIPCCが公表した報告書においても引用されるなど「気候変動分野において多大な貢献をした」と紹介した。

眞鍋氏は1953年に東京大学理学部を卒業後、数物系研究科に進学。博士取得後は渡米し、米国海洋大気庁・地球流体力学研究所等で気候変動の研究に従事した。

ノーベル物理委員会の委員長トールス・ハンス・ハンソン氏は今回受賞した発見について「気候に関する我々の知識が、観測の厳密な分析に基づいた、確かな科学的基盤に基づいていることを示している。受賞者はいずれも複雑な物理システムの特性と進化について、より深い洞察を得ることに貢献した」と述べた。

「気候変動問題に対する関心をより一層高めることを期待」

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