東京ガス(東京都港区)は10月13日、SyntheticGestalt(東京都新宿区)と東京工業大学(東京都目黒区)と、微生物や酵素等を用いて物質の変換等を行う反応器「バイオリアクター」を用いて、都市ガス原料であるメタンを合成する(メタネーション)技術実証に向けた産学共同研究を開始したと発表した。
バイオリアクターは、発酵食品や醸造食品などの生産に活用されている技術で、メタネーションにも活用可能だが、経済性を高めるためには、メタン生成菌の反応速度の一層の向上が必要となる。そこで、この共同研究では、技術実証に向けた基礎研究として、反応速度を大幅に向上させた改良メタン生成菌の開発を目指す。