日本通運(東京都港区)は10月14日、CO2排出量や運賃、リードタイムなど様々な視点で、国内の最適輸送モードを一括検索できる「ワンストップ・ナビ」のサービスを開始した。同社によると、業界で初めて、各種輸送モードのCO2排出量を横断的に比較・算出できるという。
このサービスでは、輸送毎に異なる集配距離を地図データと連携して距離を計算してCO2排出量を算出し、顧客のCO2削減にむけた取り組みをサポートする。この仕組みは物流業界で初めて第三者機関のSGSジャパン(神奈川県横浜市)による検証を受けており、算出されたCO2排出量データは行政などへの公的な手続きに利用できる。