環境ビジネス編集部
最終更新日: 2021年10月18日
住友重機械エンバイロメント(東京都品川区)は10月15日、大手総合製紙メーカーの大王製紙(愛媛県四国中央市)に、バイオマス燃料製造システムを納入したと発表した。
2021年1月よりすでに稼働を開始している同システムは、大王製紙三島工場のクラフトパルプ製造工程で発生する排水を嫌気性処理システムにより浄化するもので、処理の過程で発生するバイオガス(メタンガス)を重油代替燃料(約5,000KL/年相当)として石灰焼成キルンで使用することで、CO2排出量の削減(15,000t-CO2/年)する。