帝人フロンティア、タイでポリエステルリサイクルチップを生産開始

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左:TPL外観、右:生産するリサイクルチップ(出所:帝人フロンティア)
左:TPL外観、右:生産するリサイクルチップ(出所:帝人フロンティア)

帝人フロンティア(大阪府大阪市)は10月18日、タイでポリエステル繊維の製造・販売を展開するグループ会社テイジン・ポリエステル(TPL/タイ・バンコク)において、タイ国産のリサイクル原料(ボトルフレークス)を使用し、高品質なポリエステル長繊維の生産に用いるマテリアルリサイクルチップの自社製造設備を新設すると発表した。生産開始は2022年1月から。

同社ポリエステル繊維の主力工場があるタイ近辺には、高品質のボトルフレークスを安定的に確保することが難しいという問題があったが、同社は今回、ポリエステル繊維製造の中核拠点であるTPLに洗浄設備や最新型のリペレット機を導入し、ボトルフレークスやリサイクルチップに関する独自の品質管理技術やリサイクル繊維の生産技術を駆使することにより、タイ国産のボトルフレークスから高品質な長繊維用マテリアルリサイクルチップの生産を可能にした。

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