JFEエンジ、ペットボトル再資源化施設稼働 　セブン＆アイら出資／三重

JFEエンジニアリング（東京都千代田区）は10月21日、協栄J&T環境（三重県津市）が建設を進めてきたPETボトルリサイクル原料製造工場「西日本ペットボトルMRセンター」のうち、フレーク製造工場が竣工し、商業運転を開始したことを発表した。

同センターでは使用済みPETボトルを原料とし、フレークやペレットを年間5万トン製造する。三重県津市のJFEエンジニアリング津製作所内に位置し、中部・東海地区で初のボトルtoボトル原料の製造を一貫して行う工場となる。J&T環境と協栄産業のPETボトルリサイクルに関する運営実績を生かし、広域の需要をカバーする生産体制と、安定したリサイクル原料の供給体制を構築するとしている。