大京穴吹不動産、廃棄カーペットを再生した養生シート導入　CO2約57％減

大京穴吹不動産（東京都渋谷区）は10月25日、マンションのリフォーム工事現場で使用する養生シートを、リユース・リサイクル可能な廃棄物由来の素材製品に切り替えると発表した。首都圏の工事現場を中心に順次導入する。

今回、オフィスビルなどから排出されたタイルカーペットを再資源化して製造された養生シートを導入した。この養生シートは、使用後に回収・クリーニングを経て、平均5回ほど繰り返し使用できるという。劣化したものは再び樹脂化し新たなシートへ再生する。従来のブルーシートを毎回使い捨てた場合と比べ、シートの製造、輸送、廃棄にかかるCO2排出量を約57%削減できるという。