水素・アンモニア燃料船等の開発に着手 民間企業15社、GI基金で

  • 印刷
  • 共有
画像はイメージです
画像はイメージです

国土交通省と新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は10月20日、グリーンイノベーション基金のうち「次世代船舶の開発」プロジェクトについて、2050年カーボンニュートラル目標の達成に向けて、水素やアンモニアを燃料とするエンジンの開発など4つのテーマと実施者(民間企業)を決定したと発表した。

水素燃料船については「舶用水素エンジン及びMHFSの開発(舶用水素燃料タンク及び燃料供給システム)」をテーマに川崎重工業、ヤンマーパワーテクノロジーなど3社が開発を進める。アンモニア燃料船については「アンモニア燃料国産エンジン搭載船舶の開発」をテーマに日本郵船、IHI原動機など4社が、また「アンモニア燃料船開発と社会実装の一体型プロジェクト」をテーマに伊藤忠商事や日本シップヤードなど5社が取り組む。LNG燃料船のメタンスリップ対策については、「触媒とエンジン改良によるLNG燃料船からのメタンスリップ削減技術の開発」をテーマに日立造船、商船三井など3社が実施する。

続きは有料会員登録後にお読みいただけます。

  • オンラインでは実務に直結する有益なオリジナル記事を掲載
  • 登録月(購入日~月末)は無料サービス
  • 環境設備の導入・営業に役立つ「補助金情報検索システム」も利用可能
  • 本誌「環境ビジネス」の電子ブックも読み放題
月額
1,300
年額
15,600

関連記事