NEXCO中日本と中部電力、排熱を利用した融雪システムの実証試験を開始

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排熱を利用した融雪システム(出所:NEXCO中日本)
排熱を利用した融雪システム(出所:NEXCO中日本)

NEXCO中日本(愛知県名古屋市)は10月27日、中部電力(同)と共同で、寒冷地における除雪作業の省力化に向けた融雪システムの性能向上と、コスト削減に向けた改良に関する実証試験を開始すると発表した。実施場所は、NEXCO中日本が管理するE41東海北陸自動車道(東海北陸道)松ノ木峠PA(上り)。期間は2021年11月から2022年3月まで。

実証実験で使用される融雪システムはホクスイ設計コンサル(札幌市)が開発したもので、従来、換気扇から排気されていた建物内の暖房熱を、路面下に設置した空間に直接送り込むことで、一般的に用いられている温水ボイラや電気ヒータを使用する方式と比較し、ランニングコストを最小限に抑えつつ、省エネルギーで融雪することができるのが特長だ。

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