九州大学のCNエネルギー国際研究所に「三井化学CN研究センター」設置

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I2CNER研究棟の外観(出所:三井化学)
I2CNER研究棟の外観(出所:三井化学)

九州大学(福岡県福岡市)と三井化学(東京都港区)は10月28日、カーボンニュートラルに資する最先端の環境基盤技術の開発獲得や、当該技術領域における実用化・事業家の推進を共同で行う組織対応型連携契約を締結した。これに伴い、九州大学のカーボンニュートラル・エネルギー国際研究所(I2CNER/アイスナー)内に、三井化学カーボンニュートラル研究センター(MCI-CNRC)を設置する。

契約期間2021年11月1日から2031年3月31日まで。MCI-CNRCでは、アイスナーが培ってきたグリーン水素・CO2の回収・貯留・変換などカーボンニュートラル・カーボンネガティブを目指す世界最先端の知見と、三井化学が取り組んできた低環境負荷技術の社会実装を目指した開発・工業化に関する知見をベースに共同研究を実施する。また、カーボンニュートラルの実現に必要な要素技術の研究を集中的かつ効率的に行うことで、これらの技術の社会実装を加速させる。

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