農林水産分野の温室ガス排出削減目標引き上げ 30年度3.5%担う/農水省

農林水産省は10月27日、温室効果ガス排出削減に向けた「地球温暖化対策計画」を改定した。この中で、2030年度の排出削減量を46%とする政府の中間目標のうち、3.5%を農林水産分野で担う新たな目標が示された。また、みどりの食料システム」戦略などを踏まえ、施設園芸や農業機械、漁船の省エネ化、農地における炭素貯留などを実現するとして、これらの具体的な数値目標も見直した。
「3.5%」実現に向け、省エネ機器・設備などの導入を促す
政府は2030年度までに2013年度比で46%削減、2050年までに実質ゼロと実現するカーボンニュートラル宣言を表明している。これを受け、同省は2017年に策定した同計画を見直し、従来の数値目標「2.8%」から引き上げた。
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