商船三井、液化CO2輸送船のコンセプトスタディ完了 実用化へ一歩前進

商船三井(東京都港区)は11月4日、三菱重工グループの三菱造船(神奈川県横浜市)とともに、液化CO2輸送船(LCO2船)について、将来的なLCO2輸送需要に応える船型についての検討を重ね、最も有効で実用的と考えた複数船型のコンセプトスタディを完了させたと発表した。
両社は今回、新型輸送船について、輸送する貨物量に柔軟に対応できるよう、50,000m3前後のカーゴタンク容量を想定し、異なるタンクの圧力設定を考慮した。今後はこれらの船型をベースに、バリューチェーン全体を踏まえた顧客ニーズに柔軟に対応すべく、難易度の高い大型LCO2船の実現化や、バラエティのある船型の検討に取り組む。
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