日立造船、北欧で乾式バイオガス発電 バス・ごみ収集車の燃料に活用

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バイオガスプラントのイメージ図(出所:日立造船)
バイオガスプラントのイメージ図(出所:日立造船)

日立造船(大阪府大阪市)は11月8日、スウェーデン・ヨンショーピング市にて、子会社のHitachi Zosen Inova(Inova/スイス)が建設・保有・運営するバイオガスプラントの竣工式を9月14日に開催したと報告した。

このプラントでは同市の協力を得て、周辺地域から回収した生ごみなどの有機性廃棄物をメタン発酵させ、バイオガスを生成する。バイオガスは精製して純度を高めた後、圧縮されてバイオCNG(Compressed Natural Gas)として燃料充填所に送られ、市バスやごみ収集車の燃料として利用されている。発酵の過程で発生した残渣は、地元の農場や園芸企業で堆肥として利用される。

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