凸版印刷、CO2削減の「環境対応オフセット印刷」で紙器包材を本格生産

凸版印刷(東京都文京区)は11月24日、同社の紙器包材の基幹工場である相模原工場において、油性バイオマスインキと水性パックニスを組み合わせた環境対応オフセット印刷「エコラスター」の本格生産を開始すると発表した。環境対応オフセット印刷への切り替えによる削減効果は、同工場だけで年間約700トン以上が見込まれており、同社は今後、全国の紙器製造拠点へ展開し、年間約1,700トン以上のCO2排出量削減を目指す。
「エコラスター」は同社が2021年2月に開発したもので、バイオマスインキの採用や印刷工程でUVランプが不要になることから、一般のUVオフセット印刷と比較して、インキの原料由来と印刷工程を合わせたCO2排出量を約34%削減することが可能な環境対応印刷だ。
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