東洋製罐グループホールディングス(東京都品川区)は11月30日、2030年の事業活動に伴うCO2削減目標(Scope1+2)を2019年比で従来の35%削減から50%削減に、あわせてサプライチェーンに伴うCO2削減目標(Scope3)を従来の20%削減から30%削減に改定すると発表した。
2050年のカーボンニュートラル実現に向けた取り組みを強化するため、グループの中長期環境目標である「Eco Action Plan 2030」を見直し、環境目標を上方修正した。従来の2030年の目標値35%削減を2027年に達成することになり、実質3年の前倒しを目指す。また、改定した2030年環境目標について、国際的なイニシアチブであるSBT(Science Based Targets)イニシアチブの新基準「1.5℃目標」の認定取得を目指すこととした。