丸紅と大阪ガス、高冷却性能新素材の販売を検討 LPG運搬などに活用

丸紅(東京都千代田区)と大阪ガス(大阪府大阪市)が出資するSPACECOOL(東京都港区)は12月3日、大阪ガスが開発した放射冷却素材「SPACECOOL」の国内外での販売について検討すると発表した。販売先には、液化石油ガス(LPG)船舶、陸上保管用LPGタンク、LPG輸送車・貨車、穀物運搬用船舶・陸上保管用サイロを所有・運用する企業を想定している。
大阪ガスが開発した放射冷却の新素材は、二酸化炭素や水蒸気に吸収されにくい赤外線波長を放出する性質を持ち、熱を大気中に留めず宇宙に放出することができる。同素材の活用により、輸送効率の改善による使用燃料の削減、品質維持の費用や廃棄物、二酸化炭素の排出量の削減などの効果が見込まれている。
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