
(出所:川崎重工)
川崎重工(東京都港区)は12月7日、ガスタービンのDLE (Dry Low Emission)燃焼器において、水素を体積比40%までの割合で天然ガスと混焼して、安定した低NOx運用を実現できる燃焼技術を国内ガスタービンメーカーとして初めて開発したことを発表した。
DLEとは、水や蒸気の噴射に拠らず燃焼温度を低く制御することで、NOx排出量を削減する方式。同社は現在稼働中の同社製ガスタービンのDLE燃焼器にこの技術を適用し、既存設備を有効活用しながら、水素エネルギー利用によるカーボンニュートラルの実現に大きく貢献するとしている。
全文は無料会員にログインしてお読みいただけます。
残り 79 %