日本製紙、セルロースナノファイバー蓄電体のLED点灯検証に成功
日本製紙(東京都千代田区)は12月8日、セルロースナノファイバー(CNF)による蓄電体の開発に関して、CNF蓄電体のLED点灯検証に成功したと発表した。蓄電体実用化の検証実例としては、学術実験以外では世界初。
同社は現在、CNF蓄電デバイスの開発に向けて、CNF蓄電膜の製造プロセス開発に取り組んでいる。CNF蓄電デバイスは、電流長時間充電法ではなく高電圧短時間充電法であるほか、既存の電気化学的蓄電池と比べて、「劣化がしにくい」「リサイクル性が高い」「化学反応を使わず安全性が高い」などの優位性があり、今後の開発・活用が期待されている。
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