伊藤園とミズノ、茶殻をリサイクルした人工芝充填材を帝京長岡高等学校で使用

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人工芝充填材を採用した帝京長岡高等学校サッカーグラウンド(出所:伊藤園)
人工芝充填材を採用した帝京長岡高等学校サッカーグラウンド(出所:伊藤園)

伊藤園(東京都渋谷区)とミズノ(大阪府大阪市)は12月8日、伊藤園独自の「茶殻リサイクルシステム」を活用し共同開発した、人工芝充填材Field Chip「Greentea」が、帝京長岡高等学校(新潟県長岡市)のサッカーグラウンドで採用されたと発表した。同充填材を全量使用したサッカーグラウンドは全国初。

両社が共同開発したこの人工芝充填は、伊藤園で茶系飲料を製造時に出る茶殻を再利用したもので、黒ゴムチップの充填材と比較して表面温度の上昇を約7℃抑制し、茶殻のリサイクルにより、サッカーグラウンド1面あたり約4.3t-CO2の二酸化炭素を削減できる(伊藤園調べ)。また茶殻を配合した樹脂でできているため、ゴムチップ特有のにおいがないのも特長だ。なおロングパイル人工芝サッカー場1面(約8000m2)を覆うには、「お~いお茶」525mlペットボトル約43万本分の茶殻が必要となる。

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