戸田建設、水素ガスで構造物を切断 建物解体時の環境負荷を低減

戸田建設(東京都中央区)は12月8日、日酸TANAKA(埼玉県入間郡)、岡谷酸素(長野県岡谷市)とともに、ガス切断によるコンクリート構造物の解体工法「マスカット工法(R)」に環境負荷低減要素を追加した「マスカットH工法(TM)」を開発し、土木工事現場に適用したと発表した。
「マスカットH工法」は可燃性ガスに水素ガスのみを使用し、特殊な金属粉を混合し燃焼させることで、コンクリートを融解させて構造物を切断する技術。従来の「マスカット工法」は可燃性ガスとして水素系混合ガスを使用するが、「マスカットH工法」は水素ガスのみを使用する。燃焼時は水のみ発生し二酸化炭素が発生しない。
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