ダイハツら、近江牛のふんをバイオガス化→工場稼働エネルギーに 開発に着手

  • 印刷
  • 共有
画像はイメージです
画像はイメージです

ダイハツ工業(大阪府池田市)とエア・ウォーター(大阪府大阪市)は12月8日、ダイハツ滋賀(竜王)工場(滋賀県竜王町)が位置する竜王町とともに、地元特産の近江牛の糞を活用したメタン発酵技術の開発に取り組むと発表した。「耕畜工」連携による地域循環共生を目指す。今回NEDO事業に採択され、今後、小型バイオメタン発酵プラントと発電機を2023年までに技術開発・建設し、2024年に実証試験を進める。

竜王町が進める「耕畜連携」に、工業を生業とする2社が参画。地元の重要産業である近江牛肥育の糞尿からエネルギー(バイオガス)を取り出し、専用の発電機に投入して工場の稼動エネルギーとして使用する。脱炭素化を進めると同時に、残渣は有機肥料として農地に還元する「地域循環」を目指す。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事