東急建設、建設現場で「燃料電池式発電機」実証 発電時のCO2排出ゼロ達成

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発電装置一式イメージ。左から、燃料電池発電装置、水素供給ユニット、水素カードル。水素燃料は供給ユニットで適切な圧力に調節され発電装置に配給される(出所:東急建設)
発電装置一式イメージ。左から、燃料電池発電装置、水素供給ユニット、水素カードル。水素燃料は供給ユニットで適切な圧力に調節され発電装置に配給される(出所:東急建設)

東急建設(東京都渋谷区)は12月14日、建設現場で使用する「可搬型発電装置」を水素を使った燃料電池式とすることで、発電機の発電時CO2排出量がゼロとなることを実証したと発表した。

これは、デンヨー(東京都中央区)が、環境省の「CO2排出削減対策強化誘導型技術開発・実証事業」の採択を受けて4月に開始した「可搬形発電機の燃料電池化の実証」に、東急建設が参画し実現に至ったもの。この実証事業において、デンヨーは、開発した燃料電池式可搬形発電装置の実証運転を行い、現在主流に使われているエンジン発電機と比べて、様々な負荷機器への影響、CO2の排出削減量などの効果を検証している。

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