「宇宙農業」実現を目指すトーイング、1.4億円調達 愛知に自社農園設立へ

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※画像はイメージです
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アグリテックベンチャーのTOWING(トーイング/愛知県名古屋市)は12月20日、Beyond Next Ventures(東京都中央区)、epiST Ventures(同・新宿区)、NOBUNAGAキャピタルビレッジ(岐阜県岐阜市)がそれぞれ運営するファンドを引受先とした第三者割当増資により約1.4億円を調達したと発表した。「宙農(そらのう)」のサービス開発に向け自社農園立ち上げなどに活用する。

同社は人工土壌「高機能ソイル」を活用した次世代の作物栽培システム「宙農(そらのう)」を開発・販売する名古屋大学発スタートアップ。この人工土壌の技術をベースに、地球上における循環型農業の発展と宇宙農業の実現を目指している。今回の資金調達で自社農園を立ち上げ、「宙農」の実証を行うとともに、研究者・農園長・エンジニアの採用により研究開発体制を強化する。さらに事業開発人材の採用により組織体制を拡大し、実験レベルでは実証済みの「宙農」の量産化に向けたシステム開発を進める計画だ。

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