2021年度省エネ大賞、新設のZEB・ZEH分野で一条工務店が大臣賞に

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一般財団法人省エネルギーセンター(東京都港区)は12月22日、「2021年度省エネ大賞」の受賞者を発表した。「省エネ事例部門」には32件、「製品・ビジネスモデル部門」には28件を選定。省エネ事例部門で2021年度に新設した「ZEB・ZEH分野」では、一条工務店(東京都江東区)の「ネット・ゼロを大きく上回るZEHの大量供給への取り組み」を、最高賞の経済産業大臣賞に決定した。

一条工務店は、普及の遅れている省エネ住宅の普及拡大を目指し、性能面・コスト面・普及面等からのさまざまな取り組みを行い、業界でトップクラスのZEH供給実績を上げたことが評価された。構造部材の内製化と施工の合理化を図るとともに、超気密・超断熱による省エネと、大容量太陽光発電による創エネにより、ZEHの住まいをリーズナブルな価格で顧客へ提供できる体制を整備したという。こうした取組みの結果、同社のZEH供給は年1万棟以上となり、住宅販売棟数に対するZEH化率は81~91%(Nearly ZEH以上)になっていることが評価された。

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