2021年の日本の年平均気温、20年と並び最も高い値に 気象庁

  • 印刷
  • 共有
日本の年平均気温偏差の経年変化(1898~2021年※)
※2021年は1~11月の期間から算出した値(速報値)を用いている。基準値は1991~2020年の30年平均値(出所:気象庁)
日本の年平均気温偏差の経年変化(1898~2021年※) ※2021年は1~11月の期間から算出した値(速報値)を用いている。基準値は1991~2020年の30年平均値(出所:気象庁)

気象庁によると、2021年の日本の年平均気温は、1898年の統計開始以降、2020年と並び最も高い値となる見込みであることがわかった。また、世界の年平均気温は、統計を開始した1891年以降で6番目に高い値となる見込み。同庁が12月22日、2021年の天候と台風について速報として発表した資料で明らかにした。

2021年の日本の年平均気温偏差(1991~2020年の30年平均値からの偏差)は、速報値で、2020年と同じ+0.65℃となった。年間を通して気温の高い状態が続き、低温は一時的だったため、年平均気温(2021年1月~12月)は全国的に高かった。特に、北日本は、平年差+0.9℃と、1946年の統計開始以来第1位タイの高温となっている。

続きは有料会員登録後にお読みいただけます。

  • オンラインでは実務に直結する有益なオリジナル記事を掲載
  • 登録月(購入日~月末)は無料サービス
  • 環境設備の導入・営業に役立つ「補助金情報検索システム」も利用可能
  • 本誌「環境ビジネス」の電子ブックも読み放題
月額
1,300円(税込)
年額
15,600円(税込)

関連記事