J-REIT業界初、ポジティブ・インパクト・ファイナンス契約締結

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三井住友信託銀行(東京都千代田区)は12月24日、オリックス不動産投資法人(東京都港区)との間で、国連環境計画・金融イニシアティブ(UNEP FI)が提唱したポジティブ・インパクト金融原則と同原則モデル・フレームワーク(資金使途を限定しない事業会社向けの投融資フレームワーク及び不動産投資フレームワーク)に即した「ポジティブ・インパクト・ファイナンス(PIF)」の融資契約を締結したことを発表した。

J-REIT業界でのPIFの取組はこれが初めてだという。PIFは、企業活動が環境・社会・経済に及ぼすインパクト(ポジティブな影響とネガティブな影響)を包括的に分析・評価し、当該活動の継続的な支援を目的とした融資。企業の活動、製品、サービスによるSDGs達成への貢献度合いを評価指標として活用し、開示情報に基づきモニタリングを行い、エンゲージメントを通じて活動を支援していくことが最大の特徴だ。

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