大商金山牧場、山形県で7.5MW風力発電の稼働開始 売電収益の一部は寄付

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庄内町の計画に基づき整備した県内最大規模の風力発電施設(出所:大商金山牧場)
庄内町の計画に基づき整備した県内最大規模の風力発電施設(出所:大商金山牧場)

総合食肉業の大商金山牧場(山形県東田川郡庄内町)は12月28日、庄内町にて地元企業と合同で建設を進めてきた12基の大規模風力発電機の本格稼働を開始したと発表した。発電した電力はやまがた新電力に売電し、発電による収益の一部は同町に20年間寄付される。

今回、同社が設置したのは4基で、出力は1基当たり1.87MW。風車12基の合計年間発電量は1.7万世帯分に相当する6万MWhで、県内最大規模となる。発電所の本格稼働に先立ち、2021年6月には発電による収益の一部を庄内町に寄付する協定を3社で締結。今後は2022年度から20年間にわたり、毎年各社400万円ずつを寄付し、町は林道整備など農林漁業発展のために活用する予定だ。

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