機械式駐車装置の「省電力・EV全台充電システム」を開発 既存設備にも対応

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※同社シミュレーションに基づく。実際の環境により最適な電源容量は変動する(出所:IHI運搬機械)
※同社シミュレーションに基づく。実際の環境により最適な電源容量は変動する(出所:IHI運搬機械)

IHI運搬機械(東京都中央区)は12月28日、機械式駐車装置において、省電力で、全ての電気自動車(EV)への充電を可能とする新システムを開発したと発表した。既存の機械式駐車装置にも対応可能。4月から販売を開始する。同社シミュレーションによると、EV用電源容量を従来の1/8で実現できるという。

EVの普及が加速するなか、駐車場設備でのEV充電機能のニーズも高まっている。これまでも機械式駐車装置において複数のEVを充電することができた。一方、新設時に全台充電対応する場合には、EV充電台数分の膨大な電源容量が必要となることや、機械式駐車装置の納入後に充電設備を増設する場合、電源容量は既に決まっているため不足するといった課題があった。

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