川崎重工、水素液化機の大型化・高効率化開発を開始 液化コスト低減目指す

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(出所:川崎重工)
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川崎重工(東京都港区)は12月28日、液化コストの低減を目指した、水素液化機の大型化・高効率化開発を開始したと発表した。新エネルギー・産業技術総合開発機構 (NEDO)が公募した「グリーンイノベーション基金事業」の「革新的液化技術開発」に係る採択を受け実施する。

現時点では、日量5トン~25トンの水素を液化できる技術を確立しているが、今回の開発を通じてこれらの技術をさらに発展させ、商用運転規模の水素液化機の大型化・液化の効率化を図る計画だ。経済産業省が関係省庁と策定した「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」に示されている、水素供給コスト「2030年30円/Nm3(船上引き渡しコスト)」「2050年20円/Nm3以下(船上引き渡しコスト)」の実現をめざす。

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