ウェザーニューズ AIで太陽光発電量予測、インバランスリスク低減を支援

ウェザーニューズ(千葉県千葉市)は1月12日、気象データ提供・分析サービス「WxTech(ウェザーテック)」において、電気事業者向けに、1kmメッシュの高解像度な日射量予測を用いた太陽光発電量予測データのAPI提供を開始したと発表した。AIを用いた太陽光発電量予測により、インバランスリスクの低減を支援する。
同社は日射量予測モデルの改善によって一般的な予測と比べて予測精度を11%向上させ、この日射量データを用いた高精度な太陽光発電量予測モデルを開発した。同サービスでは、電力取引に適した30分ごとの太陽光発電量の予測データを72時間先まで提供。予測方法は、発電所の緯度経度のほか、ソーラーパネルの出力や設置角度など、発電所の情報をもとにピンポイントな太陽光発電量予測データを算出する「物理モデル」と、過去の発電量実績データと気象データをAIで学習させることでさらに高精度に予測する「統計モデル」から選択できる。
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