2020年、屋上緑化は新国立競技場3つ分増加 屋上・壁面緑化施工実績調査

国土交通省は1月18日、2020年における、全国の屋上・壁面緑化の施工実績調査の結果を発表した。調査によると、同年に約19.9ヘクタールの屋上緑化、約5.8ヘクタールの壁面緑化が新たに創出された。屋上緑化の面積は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開・閉会式が開催された新国立競技場の建築面積(約69,600平方メートル)の約3つ分に相当するという。
調査を開始した2000年から2020年の21年間の合計では、屋上緑化は約557ヘクタール、壁面緑化は約109ヘクタールが創出された。また、2020年の特徴的な傾向として、全体の施工面積における「事務所用途」の占める割合が、屋上・壁面緑化ともに過去10年で最も高い値(屋上:13.2 % 、壁面:16.8 %)となったとしている。
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