海外ピザ店で食品ロス削減実証 廃棄生地で育ったコオロギを新メニューに

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(出所:エコロギー)
(出所:エコロギー)

エコロギー(東京都新宿区)は1月20日、ベトナムのピザレストラン「Pizza4P's」の海外初出店舗となるカンボジア店において、廃棄される残渣をコオロギの餌として有効活用し、再資源化する実証事業を開始したと発表した。実証実験では、生産されたコオロギを独自技術により粉末に加工。コオロギ粉末がスパイスとしてトッピングされたピザは、サステナブルな新メニューとしてカンボジア店限定で販売される。

Pizza4P'sによると、ゼロウェイスト(ごみをなくす)を実施するうえで、最も多くの食材ロスが出るのがピザ生地だという。ピザ生地は、発酵不備やトレーニングなどで出てしまう廃棄量が多く、カンボジア店の生ごみ全体に占める割合も高い。そこで今回、エコロギーは廃棄ピザ生地をコオロギの餌として有効活用する実証実験を開始した。

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