JOGMEC、豪CCS事業に参画 国際的な褐炭水素バリューチェーン構築へ

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(出所:JOGMEC)
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石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC/東京都港区)は1月21日、豪州ビクトリア州で計画されているCCS(二酸化炭素回収・貯留)事業「CarbonNet」へ参画すると発表した。ビクトリア州政府が実施するCCS事業のFEED(基本設計)に貢献し、事業の商業化を推進していく。

「CarbonNet」は、豪州南東海岸沖・バス海峡にある「ギプスランド盆地」のペリカン層にCO2圧入・貯蔵する事業。年間500万トンのCO2を25年間にわたって貯蔵する。CarbonNetのFEEDは、CCSの商業化に向けて、同州政府がこれまで蓄積したデータを活用し、水素を製造する際に排出されるCO2を回収・地中に貯留するプロジェクトだ。CCS事業としては世界的に見ても大規模な商業化を目指す事業となる。

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