日工、次世代混焼バーナー開発へ　CO2を排出しないアンモニアが燃料

アスファルトプラントや建設機械などを⼿がける⽇⼯（兵庫県明⽯市）は1月25日、CO2を排出しないアンモニアを燃料とした、アスファルトプラント用の混焼バーナーの開発に向け、大阪大学大学院工学研究科と共同研究を開始したと発表した。

同社によると、アンモニアを燃焼材料として活用できるバーナー開発に成功した場合、骨材の乾燥・加熱過程におけるCO2の排出量を50%以上削減でき、国内全体のCO2排出量の大幅削減につながり、カーボンニュートラル（CN）実現に大きく寄与できるという。今後は2025年の実機導入を目指し、小型バーナーによるテスト実施後、社内試験炉・実プラントでの骨材の乾燥試験に移り、2年後をめどに小型プラントを使った本格的な実証実験を実施する予定だ。