UNFCCC事務局長 「COP27に向けて、脱炭素化へ即時行動を」

  • 印刷
  • 共有

国連気候変動枠組み条約事務局のパトリシア・エスピノーザ事務局長は1月26日、プロジェクト・シンジケート主催のイベント「ジェネレーション・グリーン」の開会挨拶において、エジプトで開催される次の国連気候変動会議(COP27)に向けた緊急提言を発表した。早急な対応と具体的な進展が必要な分野として、より野心的なNDC(国別削減目標)と長期戦略、排出削減、気候変動の影響への適応、気候変動対策資金の必要性を挙げた。

エスピノーザ事務局長は挨拶の冒頭、COP26の成果にふれ、「グラスゴーで達成されたことに誰もが満足しているわけではないことを認識している」とし、そのうえで、「COP26後の立ち位置、そしてCOP27への道筋に焦点を当てよう」と述べた。

続きは有料会員登録後にお読みいただけます。

  • オンラインでは実務に直結する有益なオリジナル記事を掲載
  • 登録月(購入日~月末)は無料サービス
  • 環境設備の導入・営業に役立つ「補助金情報検索システム」も利用可能
  • 本誌「環境ビジネス」の電子ブックも読み放題
月額
1,300円(税込)
年額
15,600円(税込)

関連記事