アウディとRWE、使用済みEVバッテリーを再利用 エネ貯蔵システムを建設

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(出所:アウディ)
(出所:アウディ)

独アウディは1月28日、大手エネルギー会社RWEとともに、ドイツにおいて使用済みEVバッテリーを再利用したエネルギー貯蔵システムの建設で協業する。RWEはアウディの電気自動車から回収した使用済みリチウムイオンバッテリーを使用するエネルギー貯蔵施設をドイツ・ヘルデッケに建設し、稼働を開始した。

同貯蔵施設には、60のバッテリーシステム(1個あたり約700kg)を使用する。ヘンクシュタイ湖に面するRWEの揚水発電施設の敷地内にあり、4.5MWhの電力を一時的に蓄えられる。稼働開始は2021年11月。 システムにはAudi e-tronの開発車両から回収された使用済みバッテリーを活用。同バッテリーは電気自動車としての用途が終了した後も80%以上の残存容量があるため「セカンドライフバッテリー」として、据え付け型の蓄電システムとして活用できる。

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